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きみこえきみ きみにお
いまでも おもせる
つよがっては 自分じぶんばかりのぼく
となりで わらってくれた

永久とわちかいは むねなか
はぐらかしては ひどくきずつけて
歩幅ほはばちがう ふたりであるみち
まりなんかじゃなかった

不器用ぶきようだなんて きみあまぎた
あのぼくゆるさないでいいよ
シアワセなんかに なっていないで
最後さいごのわがままいてください

寝坊ねぼうしては ろくに着替きがえもせずに
ふたりで 寝転ねころがってた
くやしいけど いまもそのぬくもりが
あたためてくれるから

言葉ことばがいつも りなくて
ちいさな誤解ごかい ほどきもせず
約束やくそくなんて しばるものじゃなくて
ひとりではけないとびら

もしいつのぼくおもすなら
このうできみきしめている?
どれだけのあいを もらっただろう
おもにうまく できやしない

こたえをさがして 苛立いらだってた
見当みあたらない明日あした あきらめてた
ときながれにおぼれもがきつづけた
こたえは きみだよ

不器用ぶきようだなんて きみあまぎた
あのぼくゆるさないでいいよ
シアワセなんかに なっていないで
最後さいごのわがままいてください

きみこえきみ きみにお