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閉とじ込こめられてた気き持もちが
今いま静しずかに放はなたれていく
重おもたく冷つめたい扉とびらを開あけて
微かすかな光ひかりを感かんじる
あきらめかけたいくつかの
夢ゆめ 希き望ぼう 憧あこがれ 幸しあわせ
朝あさ顔がおが空そらに伸のびるみたいに
その光ひかりをたぐり寄よせる
右みぎへ左ひだりへ 迷まよいながら
その度たびに蔓つるを巻まき
陽ひのあたる場ば所しょに登のぼりたい
あなたもそこに来きて
もう一いち度どその温ぬくもりに
その優やさしさに包つつまれて生いきたい
払はらい落おとしても 消きえない愛あいが
ひとつあるの
それで強つよくいられる
あるときはもっと滅め茶ちゃ苦く茶ちゃに
自じ分ぶんを傷きずつけたい衝しょう動どうにかられてしまう
誰だれのせいにも出で来きない不ふ運うんを目めの前まえに
だけどたった今いま 分わかったのは
誰だれもが「生いきる奇き跡せき」
産うまれてきた ただそれだけで
愛あいされてる証あかし
カラタチの木きの棘とげのように
あらゆるものに尖とがり自じ分ぶんを守まもった
でも今いまは恐おそれることは何なにもないと
つよがりじゃなく思おもえる
遥はるか遠とおい記き憶おくの中なかで
あなたは手てを広ひろげ
抱だきしめてくれた
まるで大おおきなものに守まもられている
そんな安やすらぎを感かんじる
今いまでも
もう二に度どとその温ぬくもりに
その優やさしさに触さわれないとしても
いつまでも消きえない愛あいが
ひとつあるの
それで強つよくなれる
だからもう恐おそれることは何なにもないの
心こころは空そらに
今いまそっと放はなたれる
今いま静しずかに放はなたれていく
重おもたく冷つめたい扉とびらを開あけて
微かすかな光ひかりを感かんじる
あきらめかけたいくつかの
夢ゆめ 希き望ぼう 憧あこがれ 幸しあわせ
朝あさ顔がおが空そらに伸のびるみたいに
その光ひかりをたぐり寄よせる
右みぎへ左ひだりへ 迷まよいながら
その度たびに蔓つるを巻まき
陽ひのあたる場ば所しょに登のぼりたい
あなたもそこに来きて
もう一いち度どその温ぬくもりに
その優やさしさに包つつまれて生いきたい
払はらい落おとしても 消きえない愛あいが
ひとつあるの
それで強つよくいられる
あるときはもっと滅め茶ちゃ苦く茶ちゃに
自じ分ぶんを傷きずつけたい衝しょう動どうにかられてしまう
誰だれのせいにも出で来きない不ふ運うんを目めの前まえに
だけどたった今いま 分わかったのは
誰だれもが「生いきる奇き跡せき」
産うまれてきた ただそれだけで
愛あいされてる証あかし
カラタチの木きの棘とげのように
あらゆるものに尖とがり自じ分ぶんを守まもった
でも今いまは恐おそれることは何なにもないと
つよがりじゃなく思おもえる
遥はるか遠とおい記き憶おくの中なかで
あなたは手てを広ひろげ
抱だきしめてくれた
まるで大おおきなものに守まもられている
そんな安やすらぎを感かんじる
今いまでも
もう二に度どとその温ぬくもりに
その優やさしさに触さわれないとしても
いつまでも消きえない愛あいが
ひとつあるの
それで強つよくなれる
だからもう恐おそれることは何なにもないの
心こころは空そらに
今いまそっと放はなたれる