文字サイズ
よみがな
められてたちが
いましずかにはなたれていく
おもたくつめたいとびらけて
かすかなひかりかんじる

あきらめかけたいくつかの
ゆめ ぼう あこがしあわ
あさがおそらびるみたいに
そのひかりをたぐりせる

みぎひだりまよいながら
そのたびつる
のあたるしょのぼりたい
あなたもそこに

もういちそのぬくもりに
そのやさしさにつつまれてきたい
はらとしても えないあい
ひとつあるの
それでつよくいられる

あるときはもっとちゃちゃ
ぶんきずつけたいしょうどうにかられてしまう
だれのせいにもないうんまえ

だけどたったいま かったのは
だれもが「きるせき
まれてきた ただそれだけで
あいされてるあかし

カラタチのとげのように
あらゆるものにとがぶんまもった
でもいまおそれることはなにもないと
つよがりじゃなくおもえる

はるとおおくなか
あなたはひろ
きしめてくれた
まるでおおきなものにまもられている
そんなやすらぎをかんじる
いまでも

もうとそのぬくもりに
そのやさしさにさわれないとしても
いつまでもえないあい
ひとつあるの
それでつよくなれる
だからもうおそれることはなにもないの
こころそら
いまそっとはなたれる