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ぼくらはいつもためされている ふさがるおおきなかべ
だけどどうかひとつだけしんじてしいんだ
それはぼくらにしかえられないかべだと

こころがぎゅっとけられて 不安ふあんぼくらをつぶそうとする
だからぼくはずっとここでさけつづけるんだ
どうかあなたにとどくといいな

かなしいこと多過おおすぎて 窒息ちっそくしそうになるのなら
おおきくいきんで てしないそらせばいい

たとえあなたがきずついても 一人ひとりいていても
どこにもかないよ ずっとそばに
いつの翼広つばさひろばたくそのとき
あなたとわらう それはぼくきる意味いみ

出会であいのかずだけわかれはあるさ それはのがれようのない事実じじつだけど
かぎりあるこの時間ときかぎりあるこのいのちともきてゆくとちかった

なみだすらててしまいそうになっても そっとそのけてごらん
ほらここにも あなたを必要ひつようとしている ひとがいるんだよ

そしてだれもがあいさがときにはまよいながら
どこまでもつづいてゆくみち途中とちゅう
何度なんどだってえられる
そのさきにある 明日あしたぼくすすむんだ

かぜかれて ころがりつづけて 辿たどくんだ
はじまりは突然とつぜんに まだ場所ばしょときれてゆく

言葉ことばではつたえきれない こころをつたおも
たしかにここにあるよ けっしてえない

たとえあなたがきずついても 一人ひとりいていても
どこにもかないよ ずっとそばに
いつの翼広つばさひろばたくそのとき
あなたとわらう それはぼくきる意味いみ
かけがえのないあなたと いつまでも