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いつもとちがかえみち
ふとつけた BASKET COURT
人気ひとけ錆付さびついた RING
だれかがのこした BASKET BALL

途切とぎれたフェンスの隙間すきま
けてしのんだら
そら想像そうぞうよりもひろくて
きみかおすこうえいた

夢中むちゅうになって はしまわって
そのこころ透明とうめいになるまで
きみささえになれるのなら
すこしでも一緒いっしょたくて...

そのむねひそかなしみを
ぐっとこらえるきみてると
どうしてもはなれられなくて
きみわらえるまで たくなる

そろいにしてたくつひも
あのてた BASKET COURT
夢中むちゅうばしてた RING
いまではちかえてるけど

おもうようにはいかなくて
無力むりょく自分じぶんくやしくて
しそうになったとき
きみはいつもそばにてくれた

いつになく 無口むくちになって
きみらしくないその仕草しぐさ
かきよう一瞬いっしゅんでも
あのもどれればいいのに

そのむねうつかなしみを
らせないきみていると
むねけられそうで
きみわらえるまでたくなる

誤魔化ごまか必要ひつようなんて
はなしたくないなら わなくていい
きなだけいたって
そのくつひもを むすなおせるように
きみわらえるまでそばにいるから

そのむねひそかなしみを
わかるなんてえないけれど
きみがそばにてくれたように
気持きもちがれるまで...

そのむねひかり
一緒いっしょつけせるのなら
COURTにったあののように
きみわらえるまで たくなる