「さよなら」言いわず別わかれる理由わけは 今いまでも君きみを愛あいしてるから

今夜こんやの君きみはいつもよりかなりおしゃべりだね
その理由わけならわかってるよ 君きみは嘘うそつき
見覚みおぼえのない服ふくを着きて 見みなれない仕草しぐさで
君きみは僕ぼくが気きづかないと思おもってるの?

「上手じょうずに嘘うそがつけないのなら 下手へたなマネしなけりゃいい」
そんな皮肉ひにくをぎゅっと飲のみこんだ
最後さいごまで気きづかないふりを続つづけてみせよう 心こころだけ叫さけんでる

「さよなら」だけで想おもい消けせたら 僕ぼくはどんなに救すくわれるだろう
もし君きみがまだ少すこしでも僕ぼくのことを想おもってくれるなら…
「さよなら」言いわず別わかれる理由わけは 今いまでも君きみを愛あいしてるから
遠とおまわりしたこの恋こいもついに行ゆき止どまりさ 嘘うそならつき通とおして White Lies

手てのひらからこぼれ落おちた幸しあわせの粒つぶたち
その行方ゆくえを追おいかけても意味いみはないだろう
ふたりで過すごした時間じかんをふり返かえることさえ
今いまはまだできそうもない 苦くるしすぎて

「ひとは本当ほんとに悲かなしいときは 涙なみだは出でないものだよ」
むかし誰だれかに言いわれた気きがする
いっそ泣なけたなら まだ楽らくになれるはずなのに 心こころだけ濡ぬれている

「さよなら」というコトバを 君きみは僕ぼくにそんなに言いわせたいんだね
わかってるけど せめてもう少すこしだけ 宿命さだめに背せを向むけて…
「ごめんね」なんて謝あやまらないで きつい文句もんくを返かえしたくなる
やさしい君きみがこの僕ぼくに嘘うそをつかせるのさ 傷きずつき傷きずつけて White Lies

外はずしたリングのあとが消きえるように
悲かなしみもいつかは想おもい出でへとかわる
だけど君きみのいた場所ばしょはずっとあけておくよ

「さよなら」だけで想おもい消けせたら 僕ぼくはどんなに救すくわれるだろう
もし君きみがまだ少すこしでも僕ぼくのことを想おもってくれるなら…
「さよなら」もない別わかれの意味いみを 君きみならわかってくれるよね
ふたり歩あるいた道みちのりを打うち消けすわけじゃない 嘘うそならつき通とおして White Lies

Keep tellin' me, keep tellin' you, keep tellin' me White Lies
Keep tellin' me, keep tellin' you

Keep tellin' me, keep tellin' you, keep tellin' me White Lies
Keep tellin' me, keep tellin' you