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朝焼あさやけのホーム
めたいロリポップ
きみうそついたよる

生者しょうじゃ死者ししゃのラインけた汽車きしゃのステーション
だれかをせるまでびてっている
つぎばんだってあせ気持きもちをかなしく蒸気じょうきにボカす

かずの踏切ふみきりくしていたんだ
ひとつしかないチケットを
バイオリンのおとうなってさそ胎教たいきょう音楽おんがく
衝動しょうどうのままに蹴破けやぶってげた

だれもがしあわせにまれるの?」
めてくれないとショゲる不幸ふこうしゃ

銀製ぎんせいのスプーンで目玉めだまくりいたって、文句もんくすらこぼさないきみさびしい
いのちえても。」きみくちびるぐせ何度なんど無事ぶじいのっていた

かずの踏切ふみきりでまたサイレンがって、かきようにピアノをいた
わかれもせないあくどいわたしは、きみ性質せいしつ利用りようしてしまう

「どうしてもあのほししいの。ってるまで此処ここもどらないで。」

てたてた
つみられてきずわすれずにあるこう
貴女あなた悪者わるものにはしない。」と、かされたディナーをおも

朝焼あさやけのホーム
めたいロリポップ
きみうそついたよる
なのに

くろいシルエット
いきととのえて、けられたモノをわたしわた
「これをどうぞ…。」ってほしのロリポップをきながらめた

「さぁさ、お嬢様じょうさま。おわかれで御座ございます。」
きみ紳士しんし一礼いちれいした