あなたのことを
いつも見みてたはずなのに
なぜか笑顔えがおがどうしても
思おもい出だせない
夏なつの青あおい海うみの
音おとが聴きこえるあたりに
何なにかとんでもないものを
落おとしてきて
しまったらしい
あなたに会あいたい
会あいたいと思おもうが
そこには
知しらないあなたが
いるような気きがして
逃にげ出だしたくなる
涙なみだが出でてくる
もう一度いちどあなたを
抱だきしめたくなる

私わたしは夢ゆめの中なかで
目めを覚さましている
すべてがまるで不確ふたしかで
とても幸しあわせで
あなた以外いがいのことは
考かんがえられない
古ふるい手紙てがみの文字もじの中なか
このままこうして
すわりこんでいる
あなたに会あいたい
会あいたいと思おもうが
そこには
知しらないあなたが
いるような気きがして
あなたに会あいたい
会あいたいと思おもうけど
そこにはいつもの笑顔えがおが
あるような気きがして
逃にげ出だしたくなる
涙なみだが出でてくる
もう一度いちどあなたを
抱だきしめたくなる