もう泣なかないで
悲かなしまないで
折おれるほど
抱だきしめてみても
もうもどらない
あの日ひあの時とき
かけがえのない
季節きせつだった
町まちには家路いえじを
急いそぐ人ひとが
足早あしばやに目めを伏ふせて
安やすらぎ求もとめて
もう行いかなくちゃ
辛つらくなるから
最後さいごの言葉ことばだ
ありがとう

愛あいの喜よろこび
夢ゆめに描えがいて
傷きずついて
涙なみだも涸かれて
気きがついた時とき
笑わらうことさえ
忘わすれてた
自分じぶんに気きづいた
町まちには夕暮ゆうぐれが
しのびおりる
肩かたよせ歩あるいても
心こころは淋さみしい
もう行いかなくちゃ
辛つらくなるから
最後さいごの言葉ことばだ
ありがとう

出会であいと
別わかれの中なかで人ひとは
運命さだめに立たち向むかう
勇気ゆうきをみつける
もう行いかなくちゃ
辛つらくなるから
最後さいごの言葉ことばだ
ありがとう
最後さいごの言葉ことばだ
ありがとう
最後さいごの言葉ことばだ
ありがとう