- 文字サイズ
- よみがな
まっ白しろな陶磁器とうじきを
ながめては飽あきもせず
かと言いって触ふれもせず
そんなふうに君きみのまわりで
僕ぼくの一日いちにちが
過すぎてゆく
目めの前まえの紙かみくずは
古ふるくさい手紙てがみだし
自分じぶんでもおかしいし
やぶりすてて
寝ねころがれば
僕ぼくの一日いちにちが
過すぎてゆく
ある日ひ
踏切ふみきりの向むこうに君きみがいて
通とおり過すぎる汽車きしゃを待まつ
遮断機しゃだんきが上あがり
ふり向むいた君きみは
もう大人おとなの顔かおを
してるだろう
この腕うでをさしのべて
その肩かたを抱だきしめて
ありふれた幸しあわせに
もちこめれば
いいのだけれど
今日きょうも一日いちにちが
過すぎてゆく
ながめては飽あきもせず
かと言いって触ふれもせず
そんなふうに君きみのまわりで
僕ぼくの一日いちにちが
過すぎてゆく
目めの前まえの紙かみくずは
古ふるくさい手紙てがみだし
自分じぶんでもおかしいし
やぶりすてて
寝ねころがれば
僕ぼくの一日いちにちが
過すぎてゆく
ある日ひ
踏切ふみきりの向むこうに君きみがいて
通とおり過すぎる汽車きしゃを待まつ
遮断機しゃだんきが上あがり
ふり向むいた君きみは
もう大人おとなの顔かおを
してるだろう
この腕うでをさしのべて
その肩かたを抱だきしめて
ありふれた幸しあわせに
もちこめれば
いいのだけれど
今日きょうも一日いちにちが
過すぎてゆく