１０時じゅうじちょうどの
便びんで彼女かのじょは
一人ひとりになって
東京とうきょうに来くる
生うまれた場所ばしょから
何なにもかもを捨すてて
私わたしを たずねてくる
４年続よねんつづいた
結婚けっこんだけど
少すこしスリムに
なれただけだわ
受話器じゅわきに流ながれた
なつかしい強つよがりに
涙なみだが出でた 何故なぜか
渋滞じゅうたいは毎日まいにち
鳴ならし合あうクラクション
行ゆく人ひとはみんな急いそいでる
冷つめたいヤツもいる
だけど友達ともだちが待まっている
ここにおいで
小ちいさな部屋へやを
決きめてきたけど
歩あるいてすぐの
距離きょりにしたから
寂さみしい夜よるには
すぐに行いってあげる
昔むかししてくれたように
fee ah 冴さえない夏なつの空そら
少すこしだけ青あおい海うみ
灰色はいいろの高層こうそうマンション
ダメになるヤツもいる
だけど友達ともだちが待まっている
ここにおいで
渋滞じゅうたいは毎日まいにち
鳴ならし合あうクラクション
行ゆく人ひとはみんな急いそいでる
幸しあわせになりたい
ひとりきりだった悲かなしみと
昨日きのうを 忘わすれて
ここにおいで
stala lala sta lala…
stala lala sta lala…
stala lala sta lala…
lalala…