彼女かのじょいるの？ なんて
わざと聞きかなかったのも
留守るすがちな夜よるを
問とい詰つめたりしないのも
誰だれよりあなたを
信しんじただけ
物分ものわかりのいい女おんな
悲かなしい勘違かんちがい
咲さき誇ほこれ愛いとしさよ
新鮮しんせんな笑顔えがおで泣なこう
私わたしには永遠とわの月つき
あなたには時ときの砂すな

遊あそんでるフリは
追おいかけて欲ほしかっただけ
未来みらいをせがまないのは
言いわせたかったそれだけ
完璧かんぺきな駆引かけひき
演えんじた全すべて
我わがままな男おとこには嬉うれしい
誤解ごかいだったのね
咲さき誇ほこれ愛いとしさよ
新鮮しんせんな笑顔えがおで飾かざろう
輝かがやいて抱だき締しめて
濡ぬれて光ひかる 時ときの砂すな

咲さき誇ほこれ愛いとしさよ
艶つややかな強つよがりを笑わらおう
心こころまで演えんじきれない
蒼あおい瞳ひとみ 汚けがれる前まえに
咲さき誇ほこれ愛いとしさよ
艶つややかな強つよがりを笑わらおう
たかが恋こい 浅あさい夢ゆめなら
暁あかつきに目覚めざめるでしょう