空そらが哭ないてる
煤すすけ汚よごされて
人ひとは やさしさを
どこに棄すててきたの
だけど わたしは
好すきよ この都会まちが
肩かたを寄よせあえる
あなた…あなたがいる
あなたの傍そばで
ああ暮くらせるならば
つらくは ないわ
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ うつむかないで
歩あるいて行ゆける
この東京砂漠とうきょうさばく

ビルの谷間たにまの
川かわは流ながれない
人ひとの波なみだけが
黒くろく流ながれて行ゆく
あなた…あなたに
めぐり逢あうまでは
そうよ この都会まちを
逃にげて いきたかった
あなたの愛あいに
ああ つかまりながら
しあわせなのよ
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ あなたが いれば
陽ひはまた昇のぼる
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ あなたが いれば
陽ひはまた昇のぼる
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ あなたが いれば
陽ひはまた昇のぼる
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ あなたが いれば
陽ひはまた昇のぼる
この東京砂漠とうきょうさばく
あなたが いれば
ああ あなたが いれば
陽ひはまた昇のぼる
この東京砂漠とうきょうさばく