タクシーのヘッドライトが
眩まぶしくて瞳ひとみを閉とじた
頬ほほに流ながれ落おちる涙なみだ
街まちが滲にじんでいた
友達ともだちから聞きいた
あなたの噂話うわさばなし
信しんじたくないけど…
これほどに
相手ひとを好すきになること
今いままで なかったから
潤うるおしてほしい
この熱あつい身体からだ
ずっと抱だきしめていて
今いま 誰だれかのそばにいるの？
なんて変へんな想像そうぞうして
不安ふあんだけが駆かけめぐるよ
かなり嫉妬しっとしてる
鍵かぎもかけず
家いえを飛とび出だした 靴くつの音おと
心こころに鳴なり響ひびく…
止とまらない
汗あせばむ手てを拭ぬぐって
走はしり伝つたえたいよ！
これからも ずっと
見守みまもっていてね
瞬間ときを刻きざみ込こみたい

いつも気きづかないふりして
わがままを許ゆるしてくれた
二人ふたりの距離きょりが少すこしずつ
空あいてしまうなんて
素直すなおじゃない
解わかっているから 腹はらが立たつ
強つよがりにさよなら！
これほどに
相手ひとを好すきになること
今いままで なかったから
潤うるおしてほしい
この熱あつい身体からだ
ずっと抱だきしめていて
止とまらない
汗あせばむ手てを拭ぬぐって
走はしり伝つたえたいよ！
二人ふたりで一緒いっしょに
想おもい出でつくろう
瞬間ときを大切たいせつにして…