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最後さいご言葉ことば
ひとなみされて
これで すべてが
わったね なにもかも
あふれるなみだ
ぬぐうことも できずに
とおりゆく面影おもかげ
わかれをげた
あなたの
すべてをだれよりも
っているとおもってた
やさしくなれずに 最後さいごまで
きずつけった
さよなら 二人ふたり
つけた言葉ことばだけが
とお旅立たびだかた
行方ゆくえてる

こぼれるざしが
すこつよくなっても
まるで明日あしたえなくて
きたくなる
なれた上着うわぎ
いつか ぬぎすてるよう
きっとだれもがすすむのね
かなしいけれど
もいちど
あのにもどれたら
あい素直すなおしんじたい
あなたと ふたりで
どこまでも あるいてゆくと
いまではこんなに
とおきてるけれど
あの
ぬくもりをせずに
くずれそうよ
もういちど明日あしたしんじたい
どんなことに出会であっても
いきづく時間じかんをいつだって
かんじていたい
さよなら わたし
めたこたえだから
おも出抱でだきしめて
こころひとみをとじた