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まとまったかねをため
ひとり街飛まちとして
くことが
あたらしいゆめなか
あるいてくことだから
でもさみしそうに
見送みおくりにちつくす
母親ははおやにさえ
さよならがえずじまいで
アクセルふみんでた
あなたのゆめぐくまれて
その夢奪ゆめうばってく
わけじゃない
ちいさなおれねむらせた
こわれちまった
オルゴールが
バッグのなか
ときをかなでている
Uh uh… おれくるまめて
っていたよ
Uh uh… さかした
れてまち

仕事しごとえてかえると
おれのために
ストーブをともして
親父おやじはもう十九じゅうくおれあたま
なでながらはな
昔話むかしばなし意味いみが その
おれにもやっとわかった
からおも
ゆめなかかたるだけさ
排気はいきガスにすすけたまど
おれはひとり夢見ゆめみている
さかしたのあのまちなか
必死ひっしさがつづけてたもの
あの親父おやじ
おなようにね
Uh uh… 坂道さかみちのぼり
あの日街ひまちたよ
Uh uh… いつもくだってた
坂道さかみち

家庭いえしてきたのは
それより上目指うえめざしてたから
やがておれ家族かぞく
おなようきずきあげるだろう
なにもかも わけあって
ようにね
Uh uh… おも
たそがれてまち
Uh uh… さかした
たたずんでいたまち
Uh uh… おれはいくつもの
きずをきざみこんだ
Uh uh… さかしたえた
あのまちなか
Uh uh… おも
たそがれてまち
Uh uh…