だから 抱だいて 抱だいて
抱だきしめて
胸むねがこわれそうな
くらいに
やるせないジェラシー
ああ 忘わすれさせて
あなたの瞳ひとみに
ひそむ影かげが
いつも私わたしの心こころに
釘くぎをさす
そう愛あいしては
いけない人ひとなのに
逢あうたび熱あつい想おもいは
つのるばかり
あなたは
帰かえりを待まちわびる
やさしい人ひとを捨すててまでは
私わたしに溺おぼれる勇気ゆうきは
ないのでしょう
だから 抱だいて 抱だいて
抱だきしめて
胸むねがこわれそうな
くらいに
やるせないジェラシー
ああ 忘わすれさせて

求もとめる心こころと
ためらう気持きもちが
何気なにげない言葉ことばで
はねかえってくる
わかってくれと
あなたのささやきは
私わたしを誘さそう
迷まよいの袋小路ふくろこうじに
火遊ひあそびと割わり切きれないなら
いっそ二人ふたりの時間止じかんとめて
許ゆるされぬ愛あいの嵐あらしに
身みを投なげるわ
だから 抱だいて 抱だいて
抱だきしめて
胸むねがこわれそうな
くらいに
やるせないジェラシー
ああ 忘わすれさせて
だから 抱だいて 抱だいて
抱だきしめて
胸むねがこわれそうな
くらいに
やるせないジェラシー
ああ 忘わすれさせて
だから 抱だいて 抱だいて
抱だきしめて
胸むねがこわれそうな
くらいに
やるせないジェラシー
ああ 忘わすれさせて