ああ、今年ことしも南みなみの風かぜに
誘さそわれてきたよ
静しずかな夏なつの
雨あめに濡ぬれた浜辺はまべに
今いまもあなたを
想おもいつつ
ああ、いつでも
あなたの側そばに
いられるようになりたい
あなたの なにげない
ちょっとした仕草しぐささえ
見みているだけの
僕ぼくだけど
今いまより
素晴すばらしい人生じんせい
愛あいするあなたとならば
かなわぬ夢ゆめも
ありはしない
受うけとめて欲ほしい
ああ、あなたを
愛あいし続つづけたい
僕ぼくのすべて賭かけても
一緒いっしょにいる時ときも
離はなれている時ときにも
愛あいし続つづけたい
いつまでも

ああ、あなたが
歌うたを口くちずさみ
僕ぼくの心こころを揺ゆさぶる
他ほかの誰だれにも
聞きかせたくないんだ
あなたの声こえは
僕ぼくだけに
波打なみうつ髪かみが
風かぜに吹ふかれ
白しろいうなじに からんで
愛あいは永遠とわにと
囁ささやいている 海うみより深ふかく
ああ、あなたを
愛あいし続つづけたい
僕ぼくのすべて賭かけても
一緒いっしょにいる時ときも
離はなれている時ときにも
愛あいし続つづけたい
生いきているかぎり
いつまでも