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よみがな
きみとはなれて ひとりおも
いま元気げんき それとも
あのころのままの笑顔えがおなら
それが 本当ほんとうにいいね
わかれてから
ずっとかんがえてた
「やさしさ」とはなにかを
だれのためという
理由わけでもなく
あい自分じぶんなかにある
すべて ゆだねては
またのぞ
らずに時間ときながれて
やみにさけんでも
ただかぜだけが
こころきぬける
かたすみの記憶きおくさえ
このむねまよわせる
とどくあてのない
この手紙てがみ
なんども なんども
きつづけた
あんなに
こらえていたこいでも
いまとなれば なつかしい
えらんだひとだと おたがいに
おもんでたあの日々ひび