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Sound Horizon

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タイトル 歌い出し

星の綺麗な夜

The people who forwarded in

朝までハロウィン

屋根裏部屋の秘密 古いぼろぼろのシーツ 夕食を済ませた頃 友達がやって来る

おやすみレニー

生まれつき... 病弱だった... 息子の世界は... 《寝具》の上... 残された数...

宵闇の唄

私は『誰』なのか? 記述が抜け落ちた 真っ白な其の頁を 宵闇が染めてゆく 気付けば井戸の底

火刑の魔女

幽かな記憶の 糸を手繰るように 仄暗い森へ 足を踏み入れた

黒き女将の宿

ぶらん。ぶらん。風吹きゃ ぶらん。 踊るよ、黒いぶらんこ……。 おらは貧しい村に生まれ

硝子の棺で眠る姫君

真雪の肌は白く 黒壇の髪は黒く 血潮のように赤い唇 冬に望まれ産まれた私

生と死を別つ境界の古井戸

陽が昇り 嗚呼 汗塗れ 炊事洗濯全て 私の仕事

薔薇の塔で眠る姫君

微睡みの森に踊る 百の孤独と 月影に蝶は朽ちて 死の夢を見る

青き伯爵の城

朧気な...記憶を...辿って... 曖昧な...自分を...描いた... どんな...顔で...笑い...どんな...声で...歌ったのか...

磔刑の聖女

鈍色の足取り 決意で進める 背中に風を感じて 一度だけ振り返る

暁光の唄

さ よ な ら

光と闇の童話

見上げれば丸い夜空 揺らめく蒼い月夜 神の名を呪いながら 奈落の底で唄う……

この狭い鳥籠の中で

四角く切り取られた空 幼き日の私の世界 窓辺に降り立った君は 月光のように 優しく笑った……

彼女が魔女になった理由

坊や 光を知らないアナタは 視力という その概念自体 解らなかった

冥王(-Θανατοs-)

時を運ぶ縦糸―― 命を灯す横糸―― 其を統べる紡ぎ手...其の理を運命と呼ぶならば…… Μοιρα

人生は入れ子人形(-Матрёшка-)

【ロシア人豪商:Алэксэй Романович Зволинский】 赤く揺らめく暖炉

神話(-Μυθοs-)

始源 世界には唯混沌あり 軈て 万物の母なる者の目醒め 母なる者

運命の双子(-Διδυμοι-)

後の世に楽園と謳われる 詩情溢れるアルカディアの山々 暮れ泥む秋の日の憧憬―― 其れは...未だ世界の悪意を識らぬ幼子の戯れ...

奴隷市場(-Δουλοι-)

…ほら 荷馬車が揺れりゃ …そら 老婆も《吃驚し怖れ慄く》 帰りたいのに

雷神域の英雄(-Λεωντιυs-)

雷を制す者 世界を統べる王と成る 【アルカディア第一王子:Λεωντιυs】

死と嘆きと風の都(-Ιλιον-)

【高級遊女:ΚασσανδραとΜελλισαと其の見習い】 女蛮族のような腕力はないけれど 芸のない唯の売女とは違うわ

聖なる詩人の島(-Λεσβοs-)

【詩を詠む聖女:Σοφια】 嗚呼...哀しみは海の色 蒼く碧く 嗚呼...苦しみは波の音

遥か地平線の彼方へ(-Οριζονταs-)

【暗誦詩人:Μιλοsと其の弟子】 少年の今は旅の空 賢人の詩も上の空 幾年も仰ぐ高き空

死せる者達の物語(-Ιστορια-)

旅人よ お前の背には 黒き闇 死が纏う 残された

星女神の巫女(-Αρτεμισια-)

いつの世も 星屑は人を導き 人を惑わす 生を憂う娘にも 愛に狂う女にも

死せる乙女その手には水月(-Παρθενοs-)

神への供物 生贄という名の因習 加害者は誰で 被害者は誰か? 運命は犠牲者を選び

奴隷達の英雄(-Ελευσευs-)

――自由か死か... 歴史に刻むのは彼等が生きた戦いの証 あの日の少年には 空を征く鳥が何よりも自由に見えた

死せる英雄達の戦い(-Ηρωμαχια-)

【歴史は駈け廻る】 不死なる者が薙ぎ払う 紅い緋い死の渚 今は物言わぬ屍

神話の終焉(-Τελοs-)

――そして 或る男の手により冥府の扉が開かれる ...其れこそが...永き神話のオワリを告げる 彼の無情な戦い【死人戦争】のハジマリであった

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