「夢じゃない、嘘じゃない、目の前にある幸せな情景。」の歌詞 うたたP,初音ミク

-ROUTE US 1603 姫君

いつも二人ふたり、ずっと二人ふたり。
姉あね上うえとボクはうりふたつ。双ふた子ごの姉きょう弟だいだから、時々ときどき入いれ替かわって遊あそんでた。
剣けん道どう、弓きゅう道どう、乗じょう馬ばに鷹たか狩かり、ボクの方ほうが上手じょうずだから、ボクの役やく目め。
茶さ道どう、華か道どう、書しょ道どうに料りょう理り、ボクは苦にが手てだから、姉あね上うえの役やく目め。
お城しろのみんなは誰だれも気きがつかない、文ぶん武ぶ両りょう道どうだって褒ほめてくれた。
深ふかまる絆きずな、信しん頼らい、愛あい情じょう。僕ぼく達たちは二人ふたりで一ひとつ。

-ROUTE US 1614 運命

いずれ殺ころされる運命さだめ、倒とう幕ばく、維い新しん、ボク達たちには関かん係けいない。
酷ひどい時じ代だい、大人おとなたちの勝手かって。
相あい手てを油ゆ断だんさせる為ため、誰だれかを婿むこ入いりさせる、滅ほろびの策さく略りゃく。
都みやこから遠とおく、東ひがしの城しろへ。ボクが選えらばれた。覚かく悟ごを決きめた。
しかし姉あね上うえが言いった。貴方あなたの武ぶ力りょくは今いま、我わが城しろに必ひつ要よう不ふ可か欠けつ。
だから、私わたしが代かわりに行いく。私わたしにはそれしかできないからって。
入いれ替かわって遊あそんでいた様ように、姉あね上うえはボクの服ふくを着きて、逢坂おおさかの関せきを越こえる。
姉あね上うえのあの目め、何なにを言いっても無む駄だだ。
ならば、僕ぼく達たちの親しん友ゆう、この仔こ猫ねこを連つれて…いつも傍そばに。

-ROUTE US 1615 最期

東ひがしの城しろ、屍し山ざん血けつ河が、
血ちまみれの道みちに軍ぐん隊たい、戦せん争そうがはじまった。
フクセンが張はられる。燃もえる城しろ、未み来らいは埋うめられる。
号ごう砲ほう、炎えん上じょう、破は砕さい鎚つい、次つぎの攻こう撃げきで、城しろは確かく実じつに堕おちる。
姉あね上うえが僕ぼくの変かわりに死しぬ。いや、僕ぼくだ。
誰だれも気きづかない愉ゆ快かいなイタズラ。僕ぼく達たちはもう入いれ替かわっていた。
男おとこのボクが最さい後ごに生いきるとか、死しぬとか、格好かっこう付つけて決きめる。
これって結構けっこういいよね。さあ、早はやくこの仔こ猫ねこを連つれて逃にげて。
運うん命めいの交こう差さ点てん、ボクは残のこり、姉あね上うえは去さった。
深ふかまる絆きずな、信しん頼らい、愛あい情じょう。もう僕ぼく達たちは…それぞれで一ひとつ。
敵てきも味み方かたも神かみ様さまも、全ぜん部ぶまとめて欺だましてやった。
目めを閉とじ覚かく悟ごを決きめる。姉あね上うえが見みえる。
最さい後ごにいい夢ゆめが見みれて、ボクは幸しあわせだ。

-ROUTE US 16xx 覚醒

夢ゆめじゃない、あの筋きん肉にく、ちょび髭ひげ、熱あつい眼まな差ざし。
嘘うそじゃない、のぶ○がです。完かん全ぜんに、のぶ○がです。

死しねば良よかったのかな、ボク。知しらない方ほうがよかった。
こっち見みてる、横よこ目めで見みてる、戦たたかいながらこっち見みてる。
風かぜになびく、あのちょび髭ひげ、いったい何なんなの姉あね上うえ様さま。
ラッパ吹ふいてる、ちょっとはにかむ、練れん習しゅうしとけよコノヤロウッ

夢ゆめじゃない、あの貫かん禄ろく、ちょび髭ひげ、なんかダルそう。
嘘うそじゃない、のぶ○がです。完かん全ぜんに、のぶ○がです。
夢ゆめじゃない、肉にく弾だん戦せん、武ぶ器きより、効こう果か的てきです。
嘘うそじゃない、のぶ○がです。完かん全ぜんに、のぶ○がです。

我われこそは第だい六ろく天てん魔ま王おう、根ねの国くにより、黄泉還よみがらん。
地じ獄ごくより喚よび寄よせた古いにしえの力ちからで、
ガイアの嘆なげきと共ともに葬ほうむり去さってくれよう。

戦せん国ごく時じ代だいの厨ちゅう二にです☆

でも強つよい、マジで強つよい。完かん全ぜんに、大だい勝しょう利りです。
ところでさ、頭あたまの上うえ、あの仔こ猫ねこ、乗のってますよ。
どけてみた、正しょう気きになる。乗のせたら、のぶ○がになる。
どけてみた、正しょう気きになる。乗のせたら、のぶ○がになる。

猫ねこが好すきです。