「ゆくれベイベー」の歌詞 かりゆし58

こんなところで会あえるとは思おもわなかったよ
夕飯時ゆうはんどきのスーパーで再会さいかいなんてな
何なにかを探さがしている時とき 指ゆびを差さす癖くせが
変かわらないままだったから ひと目めで分わかった

卒業そつぎょうしてすぐに君きみは都会とかいに行いってしまったろ
帰かえってきてたの知しらなかったよ

街まちは柔やわらかなオレンジの色いろ 家路いえじを急いそぐ人ひといきれ
何なにもなくたって構かまわないさ
ここで君きみに会あえて良よかったよ おかえり本当嬉ほんとうれしいよ
綺麗きれいになったな 嘘うそじゃないよ
カレーライスを作つくるから 今夜こんやはうちで食たべていかないか

結婚けっこんしたやつもいたり 子こどもが出来できたり
こっちも向むこうと同おなじで時間じかんは流ながれる
いい日ひにもよくない日ひにもメシは食たべるだろ
腹はらがいっぱいになったら また始はじめればいい

「自分じぶんに負まけたというなら 勝かったのは自分じぶんじゃないか」
そんなヘリクツをどこかで聞きいたよ

もしも描えがいてた夢ゆめの続つづきと今いまの君きみとが違ちがっても
そんなことなんて構かまわないさ
きっとそのかたちを変かえていくつも やり方かたを変かえて何度なんども
いつかは大人おとなになっていくんだろう
熱あついコーヒーでも飲のもう 今夜こんやはうちに寄よって行いかないか

もしも誰だれもいなくなったら ひとりぼっちになったら
帰かえしてあげて 君きみを君きみに
明日あした 嬉うれしいこと起おきるかな 運命うんめいの人会ひとあえるかな
夕方ゆうがたからの天気てんきはどうだろう
腹はらペコなまんまじゃダメさ 君きみの空からっぽを満みたせるような
カレーライスを作つくるから 今夜こんやはうちで食たべていかないか
友達ともだちじゃないか