「あの女」の歌詞 さめざめ

ふざけんな あの女おんな

あなたから応答おうとうのない夜よるは
胸騒むなさわぎだけが空回からまわりして被害妄想ひがいもうそう、酔よっぱらう
二人ふたりの秘密ひみつ、本当ほんとうは知しってるくせに
よく手てを出だせる女おんなだよね たかがそんな分際ぶんざいで

ありきたりな言いい訳わけじゃ希望きぼうの朝あさはこない
怒いかりの落雷らくらいがそろそろ落おちる頃ころ

ふざけんな、あの女おんな
対たいして可愛かわいくもないくせに
調子ちょうしにのんな、あの女おんな
尻尾しっぽばっか振ふってんじゃねーよ

あなたの部屋へや 明あかりがついてるのに
何度なんど、ノックしても沈黙ちんもくだけが漂ただよう 雲隠くもがくれ
あたしのことを失うしないたくないくせに
一ひとつの体からだじゃ満みたされないなんて困こまった病気びょうきね

もう終おわりなら早はやめにこの鎖くさりほどいてよ
去さろうとすると強引ごういんに引ひきとめて

ふざけんな、あの男おとこ
「刺さされるのが本望ほんもう」とか言いって
調子ちょうしにのんな、あの男おとこ
へらへら笑わらってんじゃねーよ

この部屋へやがメラメラ燃もえてしまう前まえに
白しろいシャツがじわじわ赤あかく染そまる前まえに
もう二度にどとこんな裏切ことはしないって
謝あやまってよ 土下座どげざしてよ 抱だきしめてよ

ふざけんな、あの女おんな
心こころの中なかで中指なかゆびを立たてる
調子ちょうしにのんな、あの女おんな
澄すました顔かおしてんじゃねーよ
ふざけんな、あの女おんな
対たいして可愛かわいくもないくせに
調子ちょうしにのんな、あの女おんな
尻尾しっぽばっか振ふってんじゃねーよ
あたしの男おとこを盗とってんじゃねーよ