「パンの耳」の歌詞 それでも世界が続くなら

つまり世界せかいは君きみのせいで 明日終あしたおわってしまうんだろ
なんて 自意識過剰じいしきかじょうなの それは僕ぼくも同おなじことだね

君きみが泣なくのは人間にんげんのせいで 傷きずつけるのは人間にんげんだからで
ちなみに僕ぼくも人間にんげんです なんか自首じしゅしてる気分きぶんだね

苦くるしくても強つよくなれないから 悲かなしくても優やさしくなれないから
君きみはきっと 今日きょうと同おなじように
明日あしたも生いきて 明後日あさっても生いきるだろう

歌うたうことに意味いみはあるかい 僕ぼくは「ないよ」と答こたえよう
ほっておいたら硬かたくなった パンみたいなアホ面づらで

傷きずついても強つよくなれないまま 傷きずつけても優やさしくなれないまま
僕ぼくはきっと 生いきてしまうんだろう
明日あしたも生いきて 明後日あさっても生いきるだろう

いつからだろう こんなふうに決きめ付つけてしまったのは
いつからだろう 腕うでを組くんでライブ見みるようになったのは
いつからだろう 泣なけないのを強つよさだと思おもったのは
いつからだろう 否定ひていして気持きもちよくなってたのは

苦くるしくても 強つよくなれないまま 悲かなしくても 優やさしくなれないまま
傷きずついても 強つよくなれないまま 傷きずつけても 優やさしくなれないまま

僕ぼくはきっと 明日あしたも目めが覚さめて
布団ふとんから出でて バイトに行いくんだろう

君きみはきっと 今日きょうと同おなじように
明日あしたも生いきて 明後日あさっても生いきるだろう