「一般意味論とアリストテレス」の歌詞 それでも世界が続くなら

あいうえおの羅列られつで 僕ぼくらは傷きずついて
あいうえおの羅列られつを 君きみは欲ほしがってる

「僕ぼくは嘘うそつきなんです」 この意味いみがわかるかい
りんごって言葉ことばが 本当ほんとうのりんごになることはない

今日きょうの僕ぼくと 昨日きのうの僕ぼくは違ちがう
今日きょうの君きみと 明日あしたの君きみは違ちがう
僕ぼくらはどうして こんな当あたり前まえを 決きめつけてしまうんだろう

これが出来できなきゃもう 私わたしには価値かちがない
いくらでもあるだろ バカみたいにあるだろ

もう半分はんぶんしかないのか まだ半分はんぶんあるのか
いいとか悪わるいとか 決きめてるのは自分じぶんだろ

今日きょうの僕ぼくと 昨日きのうの僕ぼくは違ちがう
今日きょうの君きみと 明日あしたの君きみは違ちがう
僕ぼくらはどうして 自分じぶんで見みたものより 言葉ことばを信しんじたいんだろう

もう駄目だめだって 思おもう時ときじゃもう遅おそい
まだ大丈夫だいじょうぶ そう思おもった時ときに話はなしてよ
言葉ことばじゃなくていいよ 心こころなんてどうせわかんない

その目めで その手てで その顔かおで
僕ぼくを見みてよ

君きみの僕ぼくと 僕ぼくの僕ぼくは違ちがう
君きみの君きみと 僕ぼくの君きみは違ちがう
言葉ことばも名前なまえも洋服ようふくも音楽おんがくも
君きみの全すべてだなんて言いえるわけないのに
僕ぼくらはどうして こんな当あたり前まえを 決きめつけてしまうんだろう

そのままを見みれないんだろう