「優先席」の歌詞 それでも世界が続くなら

想そう像ぞうしてよ
もし君きみが君きみじゃなかったらってことを
そしたら君きみは 今いまの君きみに
一いっ体たいなんて言いうのかな

結けっ局きょく 君きみは楽らくがしたいの そうじゃないなら 何なにがしたいの
始はじめる理り由ゆうがどんなものでも 続つづける理り由ゆうはいつも変かわるね

かっこ悪わるいからやめてしまおうかな なんて

正せい解かい／不ふ正せい解かいその裏うらに 成せい功こう／不ふ成せい功こうが透すけている
うまくいくからやるんだったら さっさとやめちまえよ
誤ご解かいだってきっとされる 努ど力りょくなんか報むくわれない
どうせそうやって終おわるなら やりたいことやって 死しねよ

自じ分ぶんを否ひ定ていする人ひとは悪あく 自じ分ぶんを肯こう定ていする人ひとは善ぜん
神かみ様さまにでもなったつもりかい そんなつもりもないんだろうけど

かっこ悪わるいね 人にん間げんっていうやつは

この目めは遠とおくを見みれない この手ては全すべてを触ふれない
それなのに僕ぼくらは なんでも出で来きる様ような顔かおで偉えらそうに
想そう像ぞうしろよ もし僕ぼくが僕ぼくじゃなかったらってことを
そしたら 少すこしは自じ分ぶんと誰だれかの距きょ離りが縮ちぢめられるのかな

僕ぼくらはお互たがいを観かん客きゃくだと思おもい込こんで
「ちゃんと見みてよ」と嘆なげいてる 主しゅ役やくだらけの映えい画がみたい

僕ぼくらは解わかったように全すべてを勘かん違ちがいして
これじゃ解わかり合あえないね だったら譲ゆずり合あえないの

こんなはずじゃなかったんだ お願ねがい 話はなしを聞きいてよ
ただ仲なか良よくしたいだけ それが僕ぼくらには簡かん単たんじゃない

解わかり合あえないなら 譲ゆずり合あえないの
解わかり合あえないから 譲ゆずり合あえないのかな