「君の嫌いな世界」の歌詞 それでも世界が続くなら

言葉ことばにすると嘘うそっぽいな どんな本当ほんとうのことも
音楽おんがくにすればきれいだな どんなみにくい嘘うそも

それが僕ぼくはずっと嫌いやだったけど 今いまはそうでもないよ
僕ぼくのこの歌うたを ゴミ袋ぶくろにして 一緒いっしょに部屋へやをかたそう

この世界せかいの最低さいていなことの全部ぜんぶが
音楽おんがくにでもなればいいのにな
暴力ぼうりょくでもなく 武器ぶきでも兵器へいきでもない
無力むりょくで無意味むいみな ただの音楽おんがくになれ

この世界せかいの最低さいていなことの全部ぜんぶが
音楽おんがくにでもなれば それでいいのに
そしたら少すこしはマシになるのかな
君きみの嫌きらいな この世界せかいも

言葉ことばになると嘘うそっぽいな どんな嬉うれしいことも
音楽おんがくにするときれいだな どんな悲かなしいことも

音楽おんがくがあるから生いきていける なんて君きみは言いうけど
それはきっと逆ぎゃくだよ 君きみがいるから音楽おんがくは生うまれる

もしも僕ぼくに 嬉うれしいことがあったら
音楽おんがくになんて もう しないよ
なんにもならない 僕ぼくの嬉うれしいことが
伝つたわるんじゃなくて 渡わたせたらいいのに

この世界せかいの最低さいていなことの全部ぜんぶが
音楽おんがくにでもなれば それでいいのに
そしたら少すこしはマシになるのかな
君きみの嫌きらいな この世界せかいも

君きみの嫌きらいな この世界せかいも