「白紙の地図」の歌詞 それでも世界が続くなら

僕ぼくらは苦くるしくて 本ほん当とうは張はり裂さけそうで
それでも今日きょうもまた 平へい気きなふりをして生いきている

もう自じ分ぶんの好すきな人ひとが 苦くるしむ顔かおは見みたくはない
なのに知しらない誰だれかのこと 簡かん単たんに忘わすれられる

それじゃ無む理りもないね
きっとこれで当とう然ぜんだね
自じ分ぶんが今いままでしてきたことが
ただ帰かえってきただけ

なにもない から始はじめよう
それは悲かなしいことじゃない
僕ぼくらが ここから 一いっ緒しょに作つくっていけるなら

白はく紙しに地ち図ずを描えがこう
今いままでの話はなしじゃない
これからの僕ぼくらのこと

くだらない話はなしだろ 君きみと僕ぼくに比くらべれば
意い地じをはるなら 誰だれかのこと守まもる時ときだけにしとけよ

それじゃ意い味みがないね
自じ分ぶんで泥どろをかけたね
全すべての出で来き事ごとはいつも
その次つぎの行こう動どうで決きまるのに

なにもない から始はじめよう
それは悲かなしいことじゃない
僕ぼくらがどっちも嬉うれしくなる
そんな日ひに出で来きるなら

白はく紙しに地ち図ずを描えがけよ
今いままではどうでもいい
これからの僕ぼくらの そう僕ぼくらのこと

わかるかい
これは 僕ぼくらのこと