「まやかしの街」の歌詞 たむらぱん

あの街まちは憧あこがれの街まち

高たかさを競きそう棟むねと
コンクリートでできた複雑ふくざつなブロックパーク
うず巻まくスピードは足並あしなみも世界せかいバンダム級きゅう
灰色空気はいいろくうき
でもみんな ここ来きたがるのは

トンネルの先さきに待まつような
爪つめの先灯さきともるくらいの わずかばかりの光ひかりに夢ゆめを抱だいてしまう
まやかしの街まち

人情にんじょうも哀愁あいしゅうも うず巻まいている歓楽街かんらくがい
一歩いっぽ 角かどを曲まがれば マンホールに落おちて
初はじめて気付きづいた時ときは井いの中なかの蛙状態かわずじょうたい
それでも懲こりずにまたやって来くるこの街まちには

最先端さいせんたんと最途上さいとじょうが入いり乱みだれるネオン街がい
わずかばかりの可能性かのうせいとたくさんの野望やぼうがうず巻まいて

それでもみんながやって来くる
ラーラーラー
それでもみんながやって来くる ここは憧あこがれの地ち

まやかしの街まち……