「線香花火」の歌詞 みつき

ざわめき出だす改札越かいさつごし 君きみの姿すがただけ探さがした
クラスメイトを 待まつふりをして

夏休なつやすみが終おわった日ひは いつもなら憂鬱ゆううつな朝あさも
少すこし早起はやおき 今日会きょうあえるから 君きみに

陽ひに焼やけたその笑顔えがお 急きゅうに少すこし 大人おとなに見みえた

君きみを好すきな気持きもち伝つたえたいのに
ずっとずっと 想おもうだけで
「おはよう」の後あとには何なにも言いえずに
落おちそうになる 線香花火せんこうはなび ひとつ

他愛たあいもないメールだったら 楽たのしく話はなせるんだけど
友達ともだちじゃなく そばにいたいよ 今いまは

すれ違ちがう廊下ろうかでは 君きみと誰だれか 笑わらい合あっている

君きみにこの気持きもちを伝つたえなければ
きっときっと 後悔こうかいする
心こころに輝かがやいた勇気ゆうきを抱だいて
願ねがい届とどけ 線香花火せんこうはなび 空そらに

放課後ほうかごの坂道さかみちで 赤あかい夕陽ゆうひ 背中せなかを押おした

君きみを好すきな気持きもち大切たいせつだから
もっともっと 強つよくなるよ
小ちいさな光ひかりでもがんばっている
私わたしの恋こい 線香花火せんこうはなび
君きみにこの気持きもちを伝つたえなければ
きっときっと 後悔こうかいする
心こころに輝かがやいた勇気ゆうきを抱だいて
願ねがい届とどけ 線香花火せんこうはなび 空そらに