「なにもない」の歌詞 ゆず

失なくしたものを探さがし歩あるいている 誰だれかにそっと言いいたくても
「そんなに急いそいで何処どこに行ゆくの?」と そうだねアイツの言ゆうとおりかもね

耳みみをふさいで目めを閉とざして それでも何なにかを探さがして
行ゆきづまりと始はじまりを感かんじてる

あぁ聞きこえない 何なにも分わからない 届とどかない
悲かなしくても涙なみだしかでない
それでいい それだけでいいよ

駅えきの裏側うらがわの細ほそい路地ろじを抜ぬけて 歩あるき慣なれたこの道みちを
何なにも起おこらず何なにも起おきずに 時計とけいの針はりが2時にじをまわる

もうどうにでもなれと 一度開いちどひらき直なおってみたら
やけに小ちいさい自分じぶんに気きがついた

あぁ聞きこえない 何なにも分わからない 届とどかない
悲かなしくても涙なみだしかでない
それでいい それだけでいいよ

街まちの光ひかり 眩まぶしくて目めをそらすよ
あぁ出会であいなどないけれど今いまは
楽たのしいよ それだけなんだよね