「心の天気予報」の歌詞 アンジェラ・アキ

消灯過しょうとうすぎた薄暗うすぐらいあなたの病室びょうしつ
医者いしゃの冷静れいせいな言葉ことばを思おもい出だしている
「3度目さんどめの失恋しつれんなら、今いますぐ入院にゅういんだ
心こころにこれ以上いじょうの負担ふたんはかけられない」

食事しょくじは甘あまいものだけに制限せいげんされている
治療ちりょうは元恋人もとこいびとの愚痴ぐちを綴つづる事こと
薬くすりは人間不信にんげんふしんを取とり除のぞくもの
いくら飲のんでも疑うたがいは募つのるばかりだ

窓まどの外そとのイチョウの木き
黄金おうごんの傘かさを広ひろげている

今夜こんやから雨あめ
明日あしたも雨あめ
しばらく雨あめ

あなたを励はげましに来きた友達ともだちは言いう
「はやくあの人ひとを忘わすれて元気げんきになって」
賑にぎやかな時間じかんが過すぎ みんな帰かえると
独ひとりで夜よるを迎むかえる自信じしんがなくなる

灰色はいいろの空そらがこぼれて
心こころまでモノクロに染そめていく

今夜こんやから雨あめ
明日あしたも雨あめ
しばらく雨あめ

どれだけ降ふり続つづいても
あなたの心こころの天気予報てんきよほうは

曇くもりのち晴はれ
いつかは晴はれ
必かならず晴はれる
曇くもりのち晴はれ
いつかは晴はれ
必かならず晴はれる