「アスター」の歌詞 オレスカバンド

耳みみと耳みみ 唯ただ 曖昧あいまいに縫ぬっていったのだ
胸むねの中なか レモンスカッシュ押おされて吐はきそうだ
君きみを笑わらえなくなった私あたしが
嘘うそにまた嘘吐うそついた

口くちの中なか 虫むし 少すこしこぼしてしまったのに
荒あれる事こと 恐おそれてメンタームリップを塗ぬる
断片的だんぺんてきに切きり取とった妄語もうご 使つかい捨すて
素晴すばらしき壮語言そうごいうほど小ちいさくなっていく

空そらには満天まんてんのニセ物もの ジュッカッケー☆
隣となりには夢ゆめを語かたる男おとこ
聞ききたくないけれど もう少すこし話はなしていてよ
笑わらう男おとこに釘くぎを刺さした

私自身わたしじしんちょっと センチメンタルに
考かんがえすぎてたのかなぁ
これから何人なんにん 引ひきずってさぁ
行いかなくちゃなんないのかなぁ

無空間むくうかん 途中とちゅう 幸さいわい見みつけた扇風機せんぷうき
どうも使つかえなくってしゃっくり出でた
水みずの中なか 眼鏡めがね 落おちないように押おさえたんだけど
両手無りょうてなくなって溺おぼれた

右手みぎてに花はな 後うしろの左手ひだりてにはライターを
少すこしずつ 燃もやすと花火はなびになるらしい
マルチ人間にんげん それぞれに疲つかれ人間にんげん
違ちがい探さがし 日々深刻化ひびしんこくか 蹴飛けとばす その大おおきな頭あたま

そこには満点まんてんの本物ほんもの ロックスター☆
夢ゆめを語かたる男おとこは居いないし
聴ききたくない歌うたも全部聴ぜんぶきく事ことにして
脱ぬげない様ような靴くつを履はいた

私自身わたしじしんすごく センチメンタルに
考かんがえすぎてたのかなぁ
これから何人なんにん 引ひきずってさぁ
行いかなくちゃなんないのかなぁ

私自身わたしじしんちょっと センチメンタルに
考かんがえ無なしすぎたのかなぁ
これから一人ひとりも連つれてって
行いきたくないんだけどなぁ

月つきの下した『前まえに』と君きみは言いうけれど
もう20秒位にじゅうびょうくらい 隣となりに居いてもいいですか?
吐はきそうな雨あめに滲にじまされた
この空そらの青あおさにさえ 嘘うそを吐ついた