「おはよう夜」の歌詞 カミナリグモ

眠ねむれない夜よるが またぶらりとやって来きたよ
時計とけいはちゃんとたおしたよ
時間じかんは見みないでおくのさ

少すこし開あけた窓まどの隅すみで 怯おびえるように模かたどられた
月つきは痩やせてそれはまるで僕ぼくの 心こころの形かたちとそっくりなんだ
上手うまくひっかかり損そこねて 地面じめんで潰つぶれた今日きょうの期待きたい
何なんでもない それは仕方しかたないさ 神様かみさまと風かぜの気きまぐれなんだ

情なさけない夜よるさ まだ心こころにひっついている
剥はがれない嘘うそや もういない友達ともだちや

あやふやなままかき混まぜて
あったかいミルクティーにして
感かんじのいい音楽おんがくと 一緒いっしょに飲のんでしまうよ

僕ぼくら過すごしたあのページは 跡形あとかたもなく切きり取とられて
くしゃくしゃになりもう部屋へやのどっか 紛まぎれてちぎれて見当みあたらないや
やがて夜よるは静しずかに開あける ペンキが褪あせるのとまた違ちがう
どうでもいい そうさ仕方しかたないや 時間じかんは僕ぼくだけのものじゃないんだ

少すこし開あけた窓まどの隅すみで 怯おびえるように模かたどられた
月つきは痩やせてそれはまるで僕ぼくの 心こころの形かたちとそっくりなんだ
上手うまくひっかかり損そこねて 地面じめんで潰つぶれた今日きょうの期待きたい
何なんでもない それは仕方しかたないさ 神様かみさまと風かぜの気きまぐれなんだ

おはよう夜よる 僕ぼくにできる
キミにできる ことがあるよ
さよなら夜よる さよならキミ
おはよう夜よる おはよう僕ぼく