「もう一度、君に会いたい」の歌詞 カラーボトル

天気予報てんきよほうでは来週らいしゅうくらいから
涼すずしくなりますって言いってたけれど
ほんとかな 先週せんしゅうも聞きいたな

足あしが長ながく伸のびた影法師かげぼうし
コインランドリーの帰かえり道みち
一昨日おとといはここから
夕日ゆうひが見みえてたはずなのに
装よそおいを変かえてゆく街並まちなみに 取とり残のこされそう

もう一度いちど 君きみに会あいたい
茜色あかねいろの風かぜに包つつまれ
もう一度いちど 笑わらい合あいたい
叶かなわぬ独ひとりよがりとしても
色付いろづいた ひとひらが 今いまにもこぼれそう

バラの花はなとかそれくらいしか
知しらない僕ぼくに教おしえてくれた
色いろとりどりの花はなの名前なまえも くすぐったい香かおりも
ドウダンツツジの色いろめく 国道こくどうを歩あるけば

もう一度いちど 君きみに会あいたい
記憶きおくのほとりに腰こしかけて
もう一度いちど 笑わらい合あいたい
朝あさになれば消きえる夢ゆめでも
じゃれあった 思おもい出でが 今いまにもこぼれそう

ポケットの小銭こぜにつぎ込こみ
空振からぶりを繰くり返かえす バッティングセンター
夕焼ゆうやけが揺ゆれてる
構かまえては次つぎを待まち
「もう忘わすれよう」呟つぶやいてみるんだ
何度なんどでも 何度なんどでも

もう一度いちど 君きみに会あいたい
茜色あかねいろの風かぜに包つつまれ
もう一度いちど 笑わらい合あいたい
叶かなわぬ独ひとりよがりとしても
色付いろづいた ひとひらが 今いまにもこぼれそう
じゃれあった 思おもい出でが 今いまにもこぼれそう