「白い部屋」の歌詞 キノコホテル

もうこれ以上深入いじょうふかいりは危険きけんよ これは所謂いわゆるひとつの病気びょうきなの
闇やみに紛まぎれて白しろに染そまる この部屋へやは寒さむすぎる
ふわふわと漂ただよいながら 薄うすれてゆく意識いしきの中なかで

あなたの名前なまえをくりかえす 次第しだいに意味いみを成なさなくなる
寂さみしいなんて、思おもわない 身体からだが恋こいしいだけよ

目めを見みひらいてこの傷口きずぐちを見みて
困こまった顔かおのあなたが好すきよ この部屋へやを血ちに染そめて
今日きょうだけは明日あしたがこわい 薄うすれてゆく意識いしきの中なかで

あなたの名前なまえをくりかえす 指先ゆびさきだけが覚おぼえている
哀かなしいなんて、思おもわない 身体からだが恋こいしいだけよ

浮うかんで消きえる悪夢あくむのようにどうしても離はなれはしないの

今日きょうだけは明日あしたがこわい 薄うすれてゆく意識いしきの中なかで
あなたの名前なまえをくりかえす 指先ゆびさきだけが覚おぼえている
哀かなしいなんて、思おもわない 身体からだが恋こいしいだけよ