「僕の住む街」の歌詞 キマグレン

幼おさない頃ころの記憶きおくを辿たどる
秘密基地ひみつきちへと僕ぼくを招まねく
色いろんな遊あそびを発明はつめいした
その空地あきちはいつの間まにかなくなってた

防波堤ぼうはていから釣つり糸いとを垂たらし
釣つれるかどうかは関係かんけいなし
昼寝ひるねしたり 飛とび込こんだり
すごく遠とおくに感かんじるあの日々ひび

1日1日いちにちいちにちを地道じみちに意味いみを探さがそうと
共ともにもがいた仲間なかまとの
絆きずなは決けして消きえないもの

喧嘩けんかもした 殴なぐりあった
仲直なかなおりして 語かたり合あった
今いまもいるやつもいれば
街まちを出でたやつもいたな

旅たびに出でる訳わけを砂すなに書かいて誇ほこらしげに笑わらった
正直しょうじきなところを言いえば波なみに
さらわれてしまえばいいのにな

何処どこに行いってもずっとずっと待まっているから
どんな時ときでもともにいるよ
旅立たびだつ君きみを何度なんどだって見送みおくるから
涙なみだをふいて また会あえる日ひまで
帰かえる場所ばしょは僕ぼくがいる 心こころのフルサト

特とくに理由りゆうもなくつるむ
理由りゆうがないから意味いみを作つくる
あいつがその時言ときいいだした
バンドでもやらないか?

みんなで一ひとつの事こと
目指めざして 追おいかけて
ずっと続つづくと思おもった

あの日何ひなにも言いわずに君きみは街まちを飛とび出だしていなくなった
正直しょうじきなところ残のこされた僕ぼくらは
やるせない気持きもちで溢あふれてた

何処どこに行いってもずっとずっと待まっているから
どんな時ときでもともにいるよ
旅立たびだつ君きみを何度なんどだって見送みおくるから
涙なみだをふいて また会あえる日ひまで
帰かえる場所ばしょは僕ぼくがいる 心こころのフルサト

遠とおく旅たびに出でたあいつは今何処いまどこにいるの?
変かわらず同おなじ歌うたを歌うたっているといいな

突然飛とつぜんとび出だした街まちに
残のこしていった仲間なかまたち
合あわせる顔かおがないから
未いまだに帰かえれていないんだ

海うみの詩うたよ届とどけておくれ
絡からまった糸いとを解ほどいてくれ
風かぜが吹ふけば雪解ゆきどけの合図あいず
春はるが迎むかえに来くる

何処どこに行いってもきっとずっと忘わすれないから
今いまも心こころで輝かがやいてる
僕ぼくは変かわらず時ときの流ながれに負まけないように
胸むねに刻きざむ 色褪いろあせぬ日々ひびよ
帰かえる場所ばしょは君きみが待まつ 心こころのフルサト