「天国の郵便ポスト」の歌詞 キマグレン

君きみへ
元気げんきにしてるか? 今いまも…。

拝啓はいけい あなたへ
もしも僕ぼくの声こえが届とどくならね
あの頃ころの言葉ことばで
想おもいを手紙てがみにのせて
どこからはじめればいい?
ごめんなさい ありがとう…それだけじゃない
会あいたいけど 会あえないの 分わかってるよ
あなたはもう ここにいない事こと

るるる…るるる…るるる…るるるるるる

またあなたのいない朝あさが来くるけど
未いまだにいなくなった気きがしないんだよ
頭あたまよぎる 頬ほほを涙なみだがつたう 泣ないてる
年齢ねんれいを日々重ひびかさねる僕ぼくと
永遠えいえんに同おなじあなたの笑顔えがお
いつの間まにか追おい越こした
あなた さらば

雲くもの上うえに住すむ人達ひとたちへ
その赤あかい郵便ゆうびんポストは
この世よに忘わすれし心届こころとどけよ

「いつか逢あえる時ときまでまたね…」
その言葉ことばさえ言いえずに ハナレ カナタヘ
今いまもお元気げんきですか?
僕ぼくは涙見なみだみせずに頑張がんばっています
今度逢こんどあう日ひには頑張がんばったねって言いってください

今日きょうも誰だれにも会あいたくありません
何なにもする気きもおきません
どうすればいいのか分わからない

ただひとりでいるのが辛つらくて仕方しかたない
いつも安心あんしんさせてくれた
むしろいるだけで支ささえだった
それなのに僕ぼくの前まえから
消きえた あなた

遠とおく彼方かなた 旅立たびだった人ひとへ
その赤あかい郵便ゆうびんポストは
この世よに残のこし心届こころとどけよ

ある日ひの朝あさ ペンを握にぎった
あなたに手紙てがみを書かくことにした
心こころの穴埋あなうめるように
次つぎから次つぎへと文字もじを並ならべた

また会あえる日ひを待まち望のぞんで 震ふるえる手て 涙流なみだながして
溜ためこんだ言葉ことばを綴つづった
まだ胸むねは痛いたんだまま あなたは帰かえってこないんだな
せめて一言ひとことだけでも届とどけばいいのにな…

「いつか逢あえる時ときまでまたね…」
その言葉ことばさえ言いえずに ハナレ カナタヘ
今いまもお元気げんきですか?
僕ぼくは涙見なみだみせずに頑張がんばっています
今度逢こんどあう日ひには頑張がんばったねって言いってください

るるる…るるる…るるる…るるるるるる

君きみへ
いつも見守みまもっているよ…。
雲くもの上うえから君きみを、今いまもこの先さきも。
元気げんきにしているよ。突然とつぜんいなくなってごめんね。
本当ほんとうに、本当ほんとうによく頑張がんばったね。
いつかまた逢あえるのを楽たのしみにさせて。