「焦燥歌」の歌詞 ジルバ

時ときを追おえば
尚なお、迷まようばかり
「答こたえは風かぜの中なか」と歌うたう神様かみさまよ
なあ、空そらの向むこうに
限かぎりなく続つづく道みちが
傷いたみも消きえるはずだろ?

物語ものがたりは
ただ、悲かなし過すぎて
録画ろくがは一時停止いちじていしのまま日ひが変かわる
なぁ、愛いとしき人ひとよ
時ときは無情むじょうのはずだろ?

南みなみの街まちへ
片道車線かたみちしゃせんを
駆かけ抜ぬけ朝あさが
白しろく歪ゆがむ
振ふり返かえれば
同おなじ影かげが
現在いまを責せめる
夢ゆめで孔雀くじゃくに近付ちかづけたのに

物語ものがたりは
ただ、悲かなし過すぎて
録画ろくがは一時停止いちじていしのまま日ひが変かわる
なぁ、愛いとしき人ひとよ
時ときは無情むじょうのはずだろ?

アリストテレスが
目的もくてきを諭さとす
新あたらしい列車れっしゃが走はしるのにな
行ゆく先さきは全すべて
任まかせるからさ
誰だれも知しらない
無垢むくな微笑ほほえみ見みせておくれよ

物語ものがたりは
ただ、悲かなし過すぎて
録画ろくがは一時停止いちじていしのまま日ひが変かわる
なぁ、愛いとしき人ひとよ
時ときは無情むじょうのはずだろ?
夜よるは悪戯いたずらに更ふける

時ときを追おえば
尚なお、迷まようばかり
「答こたえは風かぜの中なか」と歌うたう神様かみさまよ
なあ、空そらの向むこうに
限かぎりなく続つづく道みちが

物語ものがたりは
ただ、悲かなし過すぎて
録画ろくがは一時停止いちじていしのまま日ひが変かわる
なぁ、愛いとしき人ひとよ
時ときは無情むじょうのはずだろ?
必かならず逢あえるはずだろ?

時ときの壁かべが…
いつか…
決けっして…
再生さいせいを…