「フィクション」の歌詞 スキマスイッチ

僕ぼくの肩書かたがきは銀行ぎんこうメン、窓口まどぐちに座すわるいつもの午後ごご
スーツ姿すがたは見慣みなれてきたけど笑顔えがおはぎこちなくなるばかりで

熱あつい思おもいは何処どこへやら 安定あんていした暮くらしは得えたも Noノー Noノー!
毎日まいにちお辞儀じぎばかりしてたら壁かべのポスターにまで頭下あたまさげていた

あぁ、僕ぼくにもう少すこし勇気ゆうきがあったらなぁ
誰だれかが決きめたルールを跳はね除のけるほど勇気ゆうきがあったらなぁ

「夢ゆめ、希望きぼう」って追おいかけたって結局掴けっきょくつかめないもんかな
理想りそうと現実げんじつは別項べっこうで 突つきつけられた言葉ことばに・・・待まって?
強引ごういんな転勤てんきんはねぇ!

なんにしても中途半端ちゅうとはんぱで悲かなしいまでにアベレージ男おとこ
争あらそいごとを避さけて来きたから逃にげ足あしの速はやさには長たけている

あぁ、僕ぼくにもう少すこし勇気ゆうきがあったらなぁ
辛つらくとも充実じゅうじつした日々ひびを選えらべるほどの勇気ゆうきがあったらなぁ

「憧あこがれ」って響ひびきになんでいつも負まけてしまうんだろう
強つよく一歩踏いっぽふみ込こんでいけ あえてイバラの道みちを行いこう

いくつもの難関越なんかんこえて幸しあわせのカギ掴つかむんだろう
んで、さらに一歩踏いっぽふみ込こんでいけ!夢ゆめのトビラこじ開あければ・・・待まって?
厳重げんじゅうな警備けいびの上うえ、
単純たんじゅんな金庫きんこじゃねぇ・・・!

※この物語ものがたりはフィクションです。