「雲走る」の歌詞 チャットモンチー

昨日見きのうみた夢ゆめの続つづき 強つよく念ねんじていた
ガラス越ごし目めが合あった ほんの一瞬いっしゅん

昨日見きのうみた夢ゆめの続つづき 強つよく念ねんじていた
赤信号あかしんごう 目めの前まえで こんな偶然ぐうぜん

まるでタイムスリップしたように 頭あたまがぼんやりして
楽たのしみにしてた映画えいがなんて もうどうでもいい

制服姿せいふくすがたの二人ふたりの影かげ 空そらにぽかんと浮うかんだまま
二度にどと降おりてきませんでした 空そらにぽかんと浮うかんだまま

さよならした朝あさの続つづき 始はじまるような気きがした
もう一度会いちどあいたかったの 本当ほんとうはずっと

みんな大人おとなになっていくけれど
私わたしは時ときが止とまったように
ずっと何なんにも変かわらない あんたのせいだよ

制服姿せいふくすがたの二人ふたりの影かげ 空そらにぽかんと浮うかんだまま
二度にどと降おりてきませんでした 空そらにぽかんと浮うかんだまま

キラキラしていたあんたの目め
真まっ黒くろに焼やけた大おおきな手て
ハンドルをギュッと握にぎりしめて
アクセルを踏ふみました

おさまりかけていた歓声かんせいが 野球やきゅうボールのノックの音おとが
頭あたまの中なかを響ひびき渡わたる 野球やきゅうボールのノックの音おとが

制服姿せいふくすがたの二人ふたりの影かげ 空そらにぽかんと浮うかんだまま
二度にどと降おりてきませんでした 離はなれる車くるまの上うえ 雲くもが走はしる