「セフレ」の歌詞 ナナホシ管弦楽団,GUMI

目線めせんの先さきにウンザリしてるの いつだってそればかり
夜よるを早はやくせがむ君きみを 高層こうそうビルが嗤わらってる

暮くれかけた海辺うみべの高速こうそくに 移うつり気ぎなドライバー
ネオンサイン舌したで撫なでて 黄昏たそがれを染そめる

スピードメーター振ふり切きって 知しらない街まちまで行いこうかって
握にぎってられる手てがあれば どこでもいい癖くせにねえ 口くちばかり

大好だいすきだよと君きみは言いうけどね 私案外わたしあんがいそうでもないかも
甘あまく胸むねに抱だきつくばかりで 同おなじ景色けしきを見みちゃいない
嘘うそじゃないよと君きみは言いうけどね 心こころどうやったって届とどかない
速度上そくどあげて離はなれてゆく OVER 音速おんそくを超こえて

言葉ことばの端はしに隠かくしてるつもり 見みえ透すいた下心したごころ
加速かそくしてく夜よるのパルス 膨張ぼうちょうしてくメランコリィ
脱ぬぎ捨すてたグレーのリーバイス 見下みおろした魔天楼まてんろう
夜よるの淵ふちに爪つめをかけて 東雲しののめを剥はがす

シングルベット潜もぐったら クレパスをなぞるの従順じゅうじゅんに
「気持きもちいい」って鳴ないてみる その気きじゃない癖くせして 嘘うそばかり

君きみじゃないと駄目だめだと言いうけどね 私案外わたしあんがいそうでもないのよ
独ひとりが辛つらいだけならもうやめて 他ほかに代かわりがいるでしょう
ココまで来きたら私わたしもう無理むりよ 何なにがどうなったって構かまわない
舌したを重かさね 胸むねに触ふれた OVER トモダチを超こえて

大好だいすきだよと君きみは言いうけどね 私全然わたしぜんぜんそうでもないのよ
キスをハグを私わたしの方ほうからは 求もとめたコトが無ないでしょう!
恋人気取こいびときどり脳無のうなしジゴロ 馬鹿ばかはどうやったって治なおらない
“私わたしじゃなきゃ駄目だめな君きみ”にバイバイ 恋人こいびとは終おわり♪