「Door」の歌詞 ナナ・イロ

バックミラー吸すい込こまれてゆく ぼやける街まちモノクロのネガみたい
走はしり続つづけるこの道みちの先さきに 何なにを望のぞむと言いうのだろう

問といかける声こえが響ひびく
見みえない明日あすなら 見みに行いけばいい そう自分じぶんの目めで

震ふるえる手てかまえたまま立たち竦すくんでいた ファインダーの向むこうの世界せかい
重おもい扉開とびらあける勇気ゆうきをくれたよ あんなに欲ほしかった羽根はねより
履はきなれた泥どろだらけの靴くつで

視線しせんの先窓さきまどガラス越ごし 広ひろがってゆくオレンジ 光ひかりが差さす
トランクの中詰なかつめ込こんできた夢ゆめ 鍵かぎを開あけて
今動いまうごき出だすよ

レンズの向むこう揺ゆれている
ここじゃないどこかへ 躊躇ちゅうちょは要いらない アクセル踏ふみ込こむ

「いつか」や「もしも」じゃ たどり着つけない場所ばしょがある
振ふり払はらった手てが教おしえてくれたから
ひとつひとつ心こころに焼やきつけてゆこう
いつかの痛いたみや涙なみだも味方みかたにして 信号しんごうはもう青あおだよ

震ふるえる手てかまえたまま立たち竦すくんでいた ファインダーの向むこうの世界せかい
重おもい扉開とびらあける力ちからをこめるよ あんなに欲ほしかった羽根はねより泥どろだらけの…

「いつか」や「もしも」じゃ たどり着つけない場所ばしょがある
振ふり払はらった手てが教おしえてくれたから
ひとつひとつ心こころに焼やきつけてゆこう
後戻あともどりはできない 走はしり出だしたばかりの道みちで