「証。」の歌詞 ハジ→

ねえ どうしたの? そんな暗くらい顔かおして
どうみてもいつものきみじゃない
僕ぼくでよけりゃ なんでも聞きくよ
なにがあったのか話はなしてよ

「いや大丈夫だいじょうぶ」 なんて強つよがりなんかは
ちっとも聞ききたかないよ
とっさに作つくり笑わらいして 包つつみ隠かくそうたって
隠かくしきれてないよ

きみと僕ぼくの間あいだに壁かべなんか
必要ひつようはないだろ? 取とっ払ぱらおうや
けどもし言いいづらいなら言いわなくてもいい
大丈夫だいじょうぶだよ

一人ひとりになりたいなら邪魔じゃまはしないけど
そうじゃないなら一緒いっしょにいさせてくれよ
その胸むねになにか抱かかえ込こんでる
きみへ歌うたわせてくれよ

悩なやみも迷まよいも全すべては
きみが今以上いまいじょうのきみを目指めざしている証あかし
だから 今いまさえほら乗のり越こえりゃ
また笑わらえる日ひが来くるよ

晴はれの日ひ 雨あめの日ひ 山やまあり 谷たにあり
皆みんなそれぞれの今いまと向むき合あってる
苦くるしいのは 辛つらいのは きみだけじゃない
だから がんばろう 諦あきらめずに

重おもい荷物にもつ 一人ひとりで背負せおい込こんで
ここまで歩あるいてきたきみに
僕ぼくからまず言いわせてよ
"本当ほんとうによくがんばったね"

ボロボロになるまで 耐たえて我慢がまんして
本当ほんとうは弱よわいのに 強つよいフリして
誰だれにも弱音吐よわねはけずに
ずっと自分じぶんの殻からに閉とじこもっていたんだね

笑わらっていても 涙なみだしていても
同おなじように 時ときは流ながれる
歩あるいていても 立たち止どまっていても

僕ぼくらの砂時計すなどけいは 進すすんでく

悩なやみはどこからやってくるのだろう?
迷まよいはどうして生うまれるんだろう?
答こたえなんてないのかもしれないけど
僕ぼくは歌うたう

悩なやみも迷まよいも全すべては
きみが今以上いまいじょうの日々ひびを探さがしている証あかし
だから今いまさえほら乗のり越こえりゃ
また笑わらえる日ひが来くるよ

がんばったり 嫌いやになったり 上あがったり 下さがったり
皆みんなそれぞれの今いまと共ともに生いきてる
苦くるしいのは 辛つらいのは きみだけじゃない
だから がんばろう

受うけ止とめさせてよ きみの全すべてを
僕ぼくに見みせてよ 弱よわいきみも 強つよいきみも
ありのままの きみのその全すべてを

僕ぼくの前まえでは 飾かざらないでよ
僕ぼくの前まえでは 素顔すがおでいてよ
恐こわいなら 恐こわいって そう言いえばいい
辛つらいなら 辛つらいって そう言いえばいいから

僕ぼくらは互たがいに支ささえて支ささえられて
助たすけ合あい 日々ひびを生いき抜ぬいてく
分わかち合あえる者達ものたちと
未来みらいへ向むかって 手てを取とり合あって

喜よろこび 悲かなしみ 痛いたみも 涙なみだも
分わけ合あい 肩並かたならべて歩あるいていこう
きみは もうひとりじゃない 僕ぼくがいるよ
だから がんばろう 諦あきらめずに
がんばろう 諦あきらめずに