「小規模な敗北」の歌詞 ポルノグラフィティ

目めの前まえに立たちはだかる敵てきは壮大そうだい 壁かべのような日常にちじょう
押おせど引ひけど びくともせず 戦たたかう気きは削そがれてゆく

致命的ちめいてきな傷きずを避さけ のらりくらり躱かわして
自分じぶんを守まもるのはそういうことだ

小規模しょうきぼな敗北はいぼく 繰くり返かえして
じりりじりりと後あとずさりしてる
いつか見みてた夢ゆめが焼やかれてゆく
僕ぼくは無責任むせきにんな傍観者ぼうかんしゃだ

そうまでして先延さきのばしてる 偽者にせものだと暴あばかれること
生温なまぬるい日常にちじょうの中なか 偽者にせものでもやってこれた

薄皮うすかわを通とおして しみ込こんだ怠惰たいだ
それなら夢ゆめなど見みなきゃいい

焼やけ野原のはらを冷さます雨あめが落おちて
青春せいしゅんの日ひが生焼なまやけのままで
白旗しろはたを振ふったら許ゆるされるの?
そもそも僕ぼくなど相手あいてにしない?

小規模しょうきぼな敗北はいぼく 繰くり返かえして
じりりじりりと後あとずさりしてる
いつか見みてた夢ゆめが焼やかれてゆく
僕ぼくは無責任むせきにんな傍観者ぼうかんしゃだ

恥はじを上塗うわぬれば多少たしょうなりと
痩やせたSOULを隠かくせるのかな
我わが身可愛みかわいいのは誰だれも同おなじで
甘あまやかせたい 君きみも同おなじだろ?