「9.9㎡」の歌詞 ポルノグラフィティ

ワンルームストーリー 薄うすい壁かべの向むこうでラブコネクション
今夜こんやも揺ゆれる 好すきにやって Going to the heaven

「恥はじを知しれ」と軽かるく罵ののしってみても空むなしくて
ここには燃もえるような激はげしい恋こいもやってこない

僕ぼくを置おき去ざりにして世界せかいは知しらぬ間まに廻まわっている
恨うらめしいこの気持きもちで息苦いきぐるしくなってる6畳ろくじょうのワンルーム

ワンルームストーリー 隣となりのヤツは無名むめいのミュージシャン
今夜こんやも響ひびく 聴きいたことないフレーズ

冴さえない者同士もんどうし 勝手かってに近ちかく感かんじてた
だけど昨日きのうより今夜こんやの歌うたは 胸むねに迫せまる

「僕ぼくが眠ねむる真夜中まよなか 隣となりのヤツに神かみが降おりて
世界せかいを変かえるほどの才能さいのうを授さずけられた」
こんな妄想もうそう 取とり憑つかれて 隣人りんじんを幸運こううんだと羨うらやんでる
弛たゆまぬ努力どりょくってもんがメロディを生うんだことをわかっちゃいるけど…

大おおきな海原うなばら 優雅ゆうがに漂ただよってる
鯨くじらの鳴なく声こえは 寂さみしくて叫さけんでいる?

また僕ぼくを置おき去ざりにして世界せかいは知しらぬ間まに廻まわっている
こうなれば肚はらを決きめてどっしりと行ゆくしかない
ダイスを振ふってみても1いちしか出でない今いまを嘆なげくな
1000回振せんかいふり続つづけりゃ 1000せんマス進すすんでいるんだ Going to the heaven