「n.t.」の歌詞 ポルノグラフィティ

物腰ものごしは柔やわらかく 感情かんじょうは出ださずに
スタイリッシュに振ふる舞まう事ことが 大人おとなというもの
目めの前まえで起おこっている 様々さまざまな現状げんじょうを
冷静れいせいに噛かみ砕くだいていく 理想りそうの将来像しょうらいぞう

なんだ つまんねぇ こんな 生いき方かた
はやく 自分じぶんを塗ぬり替かえてしまえ

今いま この胸むねから溢あふれ出だす 情熱じょうねつや憤いきどおりを
声高こえたからかに吐はき出だせる そんな僕ぼくも そんな人間ひとも いいだろう

朝日あさひが昇のぼっている また今日きょうが始はじまる
なのに少すこしも変かわれない 心打こころうたれない

どうした? 小ちいさくなってしまった?
もう 何なんにも入はいりきらないの?

ああ 素晴すばらしき感動かんどうが そこにはあった はずなのに
生いきてゆく為ために擦すり減へった? そんな僕ぼくを 悲かなしむべき なんだろう

風かぜが舞まう空そらにその身みを投なげることができますか?
大おおきな悲かなしみを前まえに耐たえることができますか?
固かたく握にぎり締しめた拳こぶしを振ふり下おろさずにいれますか?
そしてそれが生いきる事ことだと胸むねを張はって言いえますか? 嗚呼ああ・・・