「スイミン」の歌詞 ムック

まだ目覚めざめたくないのに誰だれかが僕ぼくを起おこそうとしてる
まだ眠ねむり足たりないからその声こえをずっと無視むししてきた、僕ぼく
大嫌だいきらいな人ひとの音おとが痛いたい、痛いたくて仕方しかたがない
とても苦くるしかったから深ふかく、深ふかく、布団ふとんに潜もぐるんだ
いっそこのままずっと、ずっと、眠ねむって目めが覚さめたといきには
何なにもなくって真まっ暗くらに鳴なっていればいいなと想おもう、僕ぼく
誰だれか助たすけてください。
弱々よわよわしい彼かれを。
一人ひとりぼっちで泣ないている彼かれの悲痛ひつうな叫さけび声ごえが聞きこえるのは、この人混ひとごみの中なかに私わたししかいないのですか?
皆みなさん聞きこえないフリが上手じょうずですね
その立派りっぱなお耳みみは飾かざり物ものですか?ヒトのような形かたちをした生いき物ものしか
もう此処ここにはいなくなってしまったんですね
いつしか忘わすれてしまっていた充実感じゅうじつかん
本当ほんとうのことに気きづけなかった僕ぼくが悪わるいんだ
いくら訴うったえても気きづいてくれない事こと、わかっていて
それでも求もとめ続つづけてる自分じぶん
消けしてえしまいたい
消きえてしまいたい