「9月3日の刻印」の歌詞 ムック

私わたしは名前なまえさえももらえぬまま 排水溝はいすいこうへと 捨すてられて
光ひかりの世界夢見せかいゆめみて毎日まいにち 呼吸こきゅうをしてきた日々ひび 虚むなしくて

僕ぼくは望のぞまれて生うまれた子こではないと 毎日置まいにちおき去ざりにされ
泣ないてます
そんな僕ぼくを横目よこめでみて通とおり過すぎるお前まえ 何なにか思おもうことは無ないですか

大好だいすきなはずの人ひとの顔かおを見みれるのは ほんのひとときの寂さみしい時間じかん
知しらない人ひとばかりに囲かこまれて 今日僕きょうぼくは 殴なぐられて 死しにました

痛いたみもない 苦くるしみもない とても素敵すてきな理想りそうを願ねがい
かすかに見みえるわずかな光ひかりは すべてかきけされた

大人おとなたちよ 思おもい出だせ
自分じぶんの還かえるべき場所ばしょはどこなのか
何なんのために生うまれてきたのかを
思おもい出だせ

皆みなが同おなじ 偽者にせものの光ひかりに眼めを眩くらまされ
本当ほんとうにみるべき光ひかりなど見みえていない
見みようともしていない

大人おとなたちよ 思おもい出だせ
自分じぶんを形成けいせいした場所ばしょはどこなのか
誰だれのために生うまれてきたのかを
思おもい出だせ
大人おとなたちよ気きづいてくれ
自分達じぶんたちの醜みにくさに
気きづきそしてつぐなってくれ
おかした罪つみのことを