「蕾桜」の歌詞 ヤスオ,初音ミク

花咲はなさく日ひはまだ少すこし遠とおいけれど
いつも通どおりの日々ひびは今日きょうでおしまい

朝あさのまどろみ 引ひき裂さく時計とけい
目めが覚さめた六時半ろくじはん
いつもの服ふくと いつもの鞄かばん
いつも通どおり 今日きょうも。

堤防ていぼう 上うえを 走はしる 道路沿どうろぞい
君きみの 背中せなか 遠とおく 見みえた
どこへ行いくの どこへ続つづいてるの
まだ分わからないのに

花咲はなさく日ひはまだ少すこし遠とおいけれど
いつも通どおりの日々ひびは今日きょうでおしまい
伝つたえたい言葉ことば 今日きょうこそ! 決きめたのに
いつも通どおり 今日きょうもまた言いえなかったんだ

通とおり過すぎてく 日々ひびの数かずだけ
大人おとなになるわけじゃない
昨日きのうよりもと 明日あしたまでにと
僕ぼくら背伸せのびをした

飛とび立たつ鳥とり 羽はねが舞まい散ちった
日々ひびの名残なごり 風かぜに消きえた
空そらに響ひびく歌うたは今いまでも
ずっと 絶たえることなく

花咲はなさく日ひはまだ少すこし遠とおいけれど
いつも通どおりの日々ひびは今日きょうでおしまい
「また明日あしたね」なんて言いいかけた君きみは
苦笑にがわらいして「じゃあね」って言いい直なおしたんだ

ありふれた日々ひびは 思おもっていたより
僕ぼくにとって大切たいせつだったのかも?

花咲はなさく日ひはまだ少すこし遠とおいけれど
いつも通どおりの日々ひびは今日きょうでおしまい
伝つたえたい言葉ことば 今日きょうこそ! 決きめたのに
いつも通どおり 今日きょうもまた言いえなかった

けど諦あきらめるにはまだ少すこし早はやいでしょう?
慌あわてて僕ぼくは君きみを追おいかけてくの!
わき目めもふらず走はしる 風かぜよりはやく
そして つまずいて君きみの背中せなかにダイブした