「冬めく」の歌詞 一青窈

夜よるは左手ひだりてではじまりました。
彼かれはTAXIで仕掛しかけてきました
何なにきっかけにあたしはぐっともたれちゃったの
遠回とおまわりしたいの
握にぎり返かえして送おくり届とどけたら終おわるの?
二ふたつ返事へんじができるのなら
「うん」と甘あまえたいな 今日きょうは
あなたとあたしが恋人こいびとになる予感よかん
まだまだ知しりたいのに
おあずけされたいのに

確信かくしんはないけどバランスとって
ものの見事みごとに女おんなにもなって
心こころにフリルをつけた後あとは
どういう変化球へんかきゅう?
無駄歩むだあるきじゃないの全部ぜんぶ
ときめくの邪魔じゃまをしないでね
あたしもうはじまっちゃってるの
サンタクロースにもなれる
あなたとあたしが物語ものがたりになるまで
まだまだ話はなせなくて
今いまでも危あやうくて
んんん
冬ふゆめく街まちごとあたしを後押あとおしして
わざとくっついてたの
想おもい巻まき戻もどしても
ちゃんとあなたに優やさしくできてますか

あなたとあたしが永遠続えいえんつづく時間じかん
いつでも触ふれていたい
冬ふゆめく街まちごと
あなたとあたしが恋人こいびとになる予感よかん
今いまもときめいてたい
季節きせつが過すぎても

愛あいしてる あいしてる あいしてる
これ以上いじょうの想おもい